ホンダ 新型クラリティ PHEV / EV / FCV vs.トヨタなど次世代カー競合比較!





みなさん、こんにちは。

第45回東京モーターショー2017で発表となったホンダ クラリティのプラグインハイブリッドモデル(PHEV)ですが、アメリカでは2017年より発売になっています。ここでなんと2018年8月にも日本国内でこの新型「クラリティ PHEV プラグインハイブリッド」が発売される見込みとなりました。

今回は、ホンダの新規FCV(フュエルセルヴィークル)になるとクラリティーとトヨタのMIRAIなど、次世代カーの競合との仕様・価格比較も行いましたので、もし検討中の人にも参考になる内容でまとめてみました。それでは見ていきましょう!

まずはホンダの発表内容

クラリティPHEVは、ホンダの水素燃料電池車として発表されていた「クラリティ・フューエルセル」をベースに製作。2018年8月に日本国内でも発表・発売を行います。クラリティ PHEVとは、同じく電動パワートレインを採用しながらも、ガソリンエンジンを搭載することでプラグインハイブリッド車としたモデル。もともとは2017年4月に開催されたニューヨークモーターショー2017にて「クラリティ エレクトリック」「クラリティ プラグインハイブリッド」を公開しています。そして、2017年内にはクラリティ プラグイン ハイブリッド を米国で販売を開始。下記のようなモデル展開です。

  • 「クラリティ エレクトリック」は電気自動車(EV)・・・バッテリーだけで走る
  • 「クラリティ プラグインハイブリッド」はプラグインハイブリッド車((PHEV)・・・ガソリンとバッテリー
  • 「クラリティ フューエル セル」が燃料電池車(FCV)・・・燃料電池(水素)を使って、電気モーターを駆動

車に詳しくないと、ますます何がなんだか、ハイブリッドなのか電池なのか、燃料なのか、わけがわからなくなりますね。







電気自動車 電気+エンジン 燃料+電気
ホンダ クラリティ エレクトリック クラリティ プラグインハイブリッド クラリティ フューエル セル
 

「クラリティ フューエル セル」とは?

市販車として世界で初めて小型化した高圧水素貯蔵タンクによりフロントに燃料電池パワートレインを搭載し、大人5人が快適に座れるセダンスタイルの燃料電池車です。これまでよりも33%も小型化した出力密度3.1kW/Lの水素燃料電池スタックを擁し、燃料電池最高出力は100kW以上。燃料の充塡に関しては、3分程度でフル充填可能な70MPaの高圧水素貯蔵タンクとのことです。そして、そこにリチウムイオンバッテリーのパワーアシストを加えて電気モーターの出力は130kWを実現。70MPaの高圧水素貯蔵タンクでJC08モード700kmの距離の走行可能となっています。これが、本当であればかなり実用性の高いモデルとなりますね。ちなみに
外部給電用インバータとの接続で、家庭や公共施設へ電力を供給可能で、一般家庭のおよそ7日分の電力をまかなえるそうです。

スタイルもセダンと大型ハッチバックのよう

そして、内部構造も上に説明してあるように、フロントにパワートレインを配置、車両のしたにバッテリーを搭載して、大きな車内空間を実現しています。

水素タンクはかなり大きい

「クラリティー プラグイン ハイブリッド」とは?

上記に説明する燃料電池車「クラリティ フューエルセル」と共通のプラットフォームをつかっています。17kWhのバッテリーを搭載。これまでのミドルサイズクラスのプラグイン ハイブリッドで最長となる約64km以上を走行(EVだけ)ができるようです。1.5リッターアトキンソンサイクルエンジンを組みあわせ、ガソリンと電気の総走行可能距離は、なんと約531km以上。近場でのドライブは電気での走行で、長距離はガソリンでも走行できるという組み合わせでしょうか。聞こえは良いですね。ただ、カルフォルニアやアメリカではテスラのような電気自動車が主流になっており、このプラグインハイブリッドが果たしてどこまで受け入れられるかわからなくなってきました。下記がクラリティー プラグインハイブリッドのスペック:

クラリティ プラグインハイブリッド 電気部分
直列4気筒1.5Lエンジン + 電気モーター
モーター出力:184ps/32.1kgm
バッテリー:リチュウムイオン電池 17kWh
充電時間:2.5時間
EV走行距離:約67km
総航続距離:約531km

アメリカ市場を考えたセダン型

ホンダ新型クラリティPHEVのパワートレイン部分

  • パワートレイン:直列4気筒1.5L+2モーターハイブリッド「i-MMD」
  • エンジン出力:104ps/13.7kgm
  • モーター出力:184ps/32.1kgm
  • システム合計最高出力:215ps
  • トランスミッション:CVT
  • 駆動方式:FF(4WDなし)

ホンダ新型クラリティPHEVには、1.5Lガソリンと2モーターハイブリッド「i-MMD」を組み合わせたプラグインハイブリッドシステムが搭載されます。かなり技術の結晶のモデルです。







充電については?

もちろん、日常使いで電気走行したい場合は下記が参考になります。ホンダ新型クラリティPHEVの航続距離と充電時間は他のPHEVモデルと変わりません。プリウスのプラグインハイブリッドは、ふつうのハイブリッドとの違いが明確に差別化できず、日本市場では低迷に終わりました。この違いとどのように訴求するかが、クラリティーハイブリッドのキモだと思います。

  • バッテリー:17kWhリチウムイオンバッテリー
  • EV航続距離:47マイル(約75.6km)
  • 充電時間:2.5時間(240V電源使用時)

ちなみに、それでは燃費はどうなんでしょうか。充電して、ガソリンついで悪いと良いことがありません、ただめんどくさいだけですね。ホンダ新型クラリティPHEVの燃費:

  • ガソリン使用時
    都市部(アーバン):約18.7km/L
    ハイウェイ(高速):約17.0km/L
    複合(合計):約17.9km/L

上記に電気モーターのサポートが入ってさらに燃費をよくしていきます。

競合他車との比較!

ますます、競争が激しくなっていく次世代の車のテクノロジー、それではいま国内や海外でどのようなモデルが発売されているか、わかりやすくまとめてみました。もし、もうガソリンやディーゼル車はいらない、電気自動車や次世代燃料自動車が欲しい!という方はぜひ比べてみてください。

ホンダは今回のクラリティの発売・発表に伴い、次世代カーのラインナップでは競合から一歩先をいったイメージがあります。トヨタはMIRAIを中心に訴求を続け、EVが出遅れています。また海外勢はプラグインハイブリッドが中心でEVのラインナップが弱い。日産に関してはEVではパイオニア的なポジションを確保していますが、他の燃料自動車等には興味がないのでしょう。

下のラインナップを見ていただくとそれぞれのメーカーの戦略がわかります。もちろん価格もそれぞれですが、ぜひ自分にあったモデルを探してみてください。

 次世代カーの比較表

2018年 5月現在
電気自動車 電気+エンジン 燃料+電気
ホンダ クラリティ エレクトリック クラリティ プラグインハイブリッド クラリティ フューエル セル
     
トヨタ なし プリウス PHEV (332万〜382万) MIRAI(723万)
   
日産 リーフ(Leaf) 315万〜399万 なし なし
 
BMW i3 (587万ー595万)
i8 (2029万ー2298万)
530e / 330e / 740e / X5 40e / など
330e 560万〜
530e 814万〜
なし
 
メルセデス・ベンツ なし S-class S300h / S550e など
S300h 998万〜
なし
 

クラリティの価格は

ホンダ新型クラリティPHEVの価格はアメリカでは、ベースモデル:33,400ドル(約355万円)でツーリングというモデルが36,600ドル(約390万円)です。日本でも同様の価格設定になるのではないかと考えられています。この中型セダンのPHEVが300万中盤であれば、お手頃ではないでしょうか。ちなみに、グリーン税制のようなものが米国にもあり、最大で7500ドルのタックスクレジット(税制上の優遇)が適用され、実質価格は2万5900ドル(約290万円)まで下がることになるようです。良いシステムですね。

日本導入は上記に述べたように2018年8月が予定されていますので、これからが楽しみです。




ライバルは?

プラグインハイブリッドの場合、上記の比較表にあるようにトヨタのプリウスPHEVとレンジが被ってきます。

現在のプリウスPHEVのラインナップはこちら。クラリティーの価格も400万弱でしょうから、よい比較となります。

グレード名 排気量 シフト 駆動方式 定員 燃費 価格
1797cc CVT FF 4名 37.2km/l 3,261,600円
Sナビパッケージ 1797cc CVT FF 4名 37.2km/l 3,666,600円
1797cc CVT FF 4名 37.2km/l 3,807,000円
Aレザーパッケージ 1797cc CVT FF 4名 37.2km/l 4,066,200円
Aプレミアム 1797cc CVT FF 4名 37.2km/l 4,222,800円

まとめ!

2018年8月に国内販売が予定されているクラリティ プラグイン ハイブリッド。これからが楽しみです。ホンダにとってはインサイトの新型も8月の夏ぐらいには投入が予定されており、急激に電動化や燃料電池など、最新のトレンドにそっているブランドイメージを訴求しつつあります。外車.COMでも最新情報はこれからもレポートしていきますが、気になる人はぜひ、ホンダの公式サイトで最新情報を集めてみてください。もうそろそろ、ティザーサイトがでてくると思います。

ホンダ クラリティ公式サイト(フュエルセル)