日産、不正な完成検査による販売一時停止とリコールのまとめ





驚愕のニュース!

日産自動車がなんと、9/29日に同社の新車最終国内の全6工場で製造した21車種の完成検査の一部を未認定の検査員が行っていたとして、軽自動車を除き日産や販売店が持つ新車在庫約6万台の販売を一時停止したと発表しあした。あまり一般の人には理解できない工程かとおもいますがので、外車.COMで、日産はどのような不正をして、それがリコールに繋がるのか、説明すると共に、この情報を引き続きウォッチしたいと思います。

10/2 アップデート・・・日産の西川広人社長は2日に横浜の日産本社で緊急の記者会見を開き、今回のリコール・不正の発覚で陳謝をしました。これにより、過去3年間に販売した約121万台!もの車について、今週にもリコールの実施を国交相に届け出るようです。

今回の事件に伴う、出荷停止やリコールは10月2日に発売した電気自動車(EV)の新型リーフも含まれ、これまで好調であった日産の業績にストップをかけるものになりそうです。

さらにリコール費用は250億円以上に上る見通し。販売を一時停止した在庫車は、当初の約6万台から約3万4台に修正し、またサービス工場で点検後に再出荷となるようです。

10/2 記者会見の模様

今回の不正の内容とは?

通常国内大手の車メーカーでは、大量の車を毎日生産しています。もちろん、生産された車は一定基準の品質を保たなければなりません。例えば、ブレーキや外装のチェックやそのほかタイヤやら機能のチェックも項目があり、それ厳しい基準をクリアすると出荷されます。最後の工程を最終完成検査といいます。

本来であれば、この検査は国土交通相がやらなければなりませんが、トヨタ・ホンダ・日産等、合計すると何万台も生産すう車に対して、政府のお役人が立ち会うわけには行かず、これら、大量生産車の安全性などを審査する型式指定制度では本来1台ずつ国が行う検査を、工場から出荷する直前の完成検査を通じて車メーカー自身が国の代わりとして代行しているのです。

で重要なのはこの完成検査は仕入先や外注先などではなく、メーカーの社員が行わなければなりません。

しかしながら、今回ははこの検査を外注先が行っており、もしかすると検査に不合格であった車もそのまま出ていたかもしれないということです!ということは、国の信頼を裏切ったという意味で三菱自動車が燃費データを水増しして届け出た問題ににもにています。下記は9月29日の日産の国土交通省での記者会見の模様。

国交相の石井啓一国土交通相は:
「制度の根幹を揺るがす行為だ」と日産を厳しく批判するコメントを出した。国交省は国内のほかの車メーカーにも検査に不備がないか調査を指示した。

資格を持たない従業員が新車の出荷前に必要な完成検査に携わっていた問題は、国土交通省による9月18日以降の立ち入り調査で発覚した。追浜工場(神奈川県横須賀市)など国内6つの完成車組み立て工場の全てで同様の不備が確認された。

この完成検査を自社で行わなければいけないのは、自動車業界では常識で、これをしていないというのはよほどの管理が行き届いていないか、コスト削減か・・・なんらかの理由があるはずです。

今年は低迷する三菱を傘下にいれ、拡大路線をとっていた日産、また9月には新型リーフを発表し、イケイケでしたが、ここで大ブレーキとなりそうです。

9/29の日産の発表の記者会見の模様はこちら;

今後の展開は?リコール?

  • まずは、新車在庫の6万台!の販売停止:
    これは妥当ですね。ちゃんとした完成検査を行う必要がある。
    そして、検査をやり直すため、納車が遅れる可能性があり、販売済みの車にも不備が見つかれば、影響はさらに拡大します。必要に応じてリコール(回収・無償修理)も検討する必要があるでしょう。
  • 再検査90万台!:
    日産が過去3年で販売した対象車、つまり初回車検をまだパスしていない対象車は計約90万台に上るといい、日産は少なくとも約90万台の再検査を迫られる可能性がある。これは一体どうやっておこなうのでしょう。。対応を迫られる販売店は大変そうです。
  • 新型日産リーフも影響に!
    日産が9月6日に大々的にプレミアデビューした、新型日産リーフ、全面改良して10月2日に発売ですが、これらももちろん販売停止の中に含まれます。これは大打撃!

日産リーフが新型に!9月6日発表されました!

2017.07.04

対象となる車、工場は?

日産によると、検査に不備があったのは、日産の追浜(おっぱま)や栃木などの3工場と日産車体などグループ3社の計6工場だと述べています。検査は道路運送車両法に基づきメーカーごとの規定で認められた検査員が行うことになっていますが、日産の社内調査では検査員約320人のうち、少なくとも19人の未認定の「補助検査員」が作業をしていたとのこと。しかし、これは車内の調査なので、わかりませんね・・・

販売が一時停止される21車種は、ノートやキューブ、新型リーフ、エルグランドなど。

下記はメーカーは違いますが、完成検査の模様です。

引用:JAIA

なんで発覚した??

国交省が18日以降に実施した立ち入り調査で発覚。国交省の調査を受けて20日までに、順次認定された検査員が検査する体制に改めたらしですが、日産は検査の不備がいつから続いていたか分からないと説明。これはもしかすると、逮捕者もでるかもしれません。

まとめ

今回の日産の不祥事については、これで終わりでなく、今後もウォッチしていきたいと思います。

日産は既に顧客に届いた車両についても完成検査のやり直しが必要と判断した場合は国交省にリコールを届け出るようで、対象は最大で100万台規模になる可能性も!!

膨大な回収、検査費用がかかる見通しです。今回の問題はグローバルマザー工場と位置づける追浜工場でも見つかっており拡大戦略が揺らぐ可能性もある、三菱の不祥事といい、今回の日産といい、これまで世界の製造のお手本とされていた日本の工場ですが、その信頼が揺らぐことになりそうです。

日産の国内での実績は「ノート」のヒットなどで10カ月連続で前年実績を上回っています。今後も目が離せません。

最後に、実際に自分の車が対象か調べたい場合にはこちらの日産リコールの情報サイトから確認してください。