みなさん、こんにちは!
日産の大型・ラージセダンのモデル「ティアナ」(アメリカ名:アルティマ)が新しく新型になるようです!アメリカ市場においては25年の歴史を持つアルティマ。そして、その新型はニューヨークオートショーで発表となりましたので、早速まとめてみたいと思います!
発表内容は!?
日産自動車は現地時間の2018年3月28日に6代目となる新型アルティマ(日本名はティアナ)をニューヨーク国際自動車ショーで世界初公開しました。今回のニューヨークでのワールドプレミアでは、新型ティアナは日産車を魅力的な車にするアプローチ「ニッサン インテリジェント モビリティ Nissan Intelligent Mobiity」を体現したモデルであること、そしてデザインやドライビングフィール、先進技術などによりセダンセグメントの活性化を目指すことが発表されています。その実際のオートショーでお披露目されたデザインは以下。

NYでの実際のお披露目車

如何でしょうか!?かなり押し出しが強くて素敵なモデルになっていると思います!
ティアナ・アルティマとは?
日産の大型FFセダン ティアナ(TEANA)北米での名称が「アルティマ Altima」1993年にデビューした初代モデルは、ブルーバードをベースに2.4Lエンジンを搭載。1997年デビューの2代目からはアメリカ専用モデルとなり、2001年には3代目がデビューしています。2006年に登場した4代目にはモデル途中でクーペボディが追加。2012年に登場した先代の5代目から日本市場でも販売されるティアナと共有化され、現在に至ります。現行モデルはこちら。

現行型。はやり多少デザインが古くなってきていた
エクステリアデザイン
新型アルティマのエクステリアは、先代に比べよりアグレッシブへ。最新の日産のデザインであるVモーショングリルに、デイタイムランニングライトを搭載したLEDプロジェクターヘッドランプ、LEDフォグランプ、スリムピラーのフローティングルーフ、シングルパネルのムーンルーフを採用しています。
ボディカラーには、光の当たる向きや明るさで色合いが表情豊かに変わる、深みのある「スカーレットエンバーレッド」や反射性顔料を採用した鮮やかな新色「サンセットドリフトオレンジ」など、エクステリアの彫刻的なディテールを際立たせる幅広いカラーをラインナップとのこと。
この新型ティアナのデザインは、日産がデトロイトモーターショー2017で公開したコンセプトカー「Vモーション2.0コンセプト」がベースになっており、新デザインの「Vモーショングリル」を採用したスポーティなコンセプトでした。まさしく今回はそれを体現したデザインになっているのではないでしょうか。
現行型のティアナ(日本仕様)にはVモーショングリルでなくかなりクラシックな感じでした。今回のフルモデルチェンジでそれを一新するとされていましたが、はやりVモーション2.0コンセプトからインスピレーションを受けており、Vモーショングリルも採用されましたね。
インテリアは?

インテリアでは、水平基調のデザインを採用しています。ハイコントラストなカラーやトリムを採用し、上質感を演出している印象です。センターコンソールには8インチの液晶モニター。なんとこれが高機能で「Apple CarPlay」と「Android Auto」に対応し「NissanConnect」を全グレードに標準装備とのこと。このマルチメディア関連はユーザーにとっては嬉しい装備です。
スマートフォンを接続した際にはAppleの「Siri」やGoogleの「Google Assistant」にも対応。「NissanConnect」サービス専用のスマートフォンアプリを使って「Apple Watch」や「Android Wear」と連動すると、遠隔操作でのエンジン始動・停止、ロック・ロック解除などが可能。また、Amazonの「Alexa Skill」にも対応しているようで、とても最新鋭のシステムになっているのではないでしょうか。
エンジンは?
アメリカ仕様のパワートレーンは、世界初の2.0L直4ターボエンジンの「VCターボ」を搭載。V6ガソリンエンジンに匹敵する動力性能を発揮しながら、4気筒エンジンと同等の低燃費を実現するということで、アメリカでは必要でしょう。最大出力は248hp。
かたやもう一つのエンジンも2.5L直4DOHCエンジンも新開発。最高出力180hp、最大トルク180 lb-ftで、エンジン部品の80%以上が、新型部品もしくは新設計部品とのこと。日産の力のいれようがわかります。

2.0Lエンジン
また、新型ティアナには、サスペンション、ステアリング、シャシーなどの制御システムを改良し、走行性能を向上させているようで、ティアナ初の4WDがラインナップされると予測されています。
そのほかにも車体振動を抑える「インテリジェントライドコントロール」、コーナリングを安定させる「インテリジェントトレースコントロール」、そして「ビークルダイナミクスコントロール」といった機能を搭載、走行性能を大幅に向上するようです。これからもセダンでは乗り心地だけでなく、運転性能も重要になってきますね。
現在のラインナップは?
現在日本で展開されているティアナは下記のとおりすっきりしたラインナップです。日産 新型アルティマの発売日は2018年秋となることが発表されていますが、ティアナの日本国内での発売日についてはまだ、正式な情報はありません。
国内に関しては現行型の3代目ティアナは、日本国内では2014年の2月に発売されました。エンジンラインナップは、最高出力173PSを発揮する2.5Lの直列4気筒エンジンのみです。駆動方式はFF(前輪駆動)のみで、トランスミッションはCVTのみの設定となります。あまり走りを追求したラインナップではなさそうな印象を受けます。
内外装は高級感が高く、全体的に大人っぽい雰囲気を特徴としており、大型セダンの客層を考えた設定でしょう。内装は、「クルマにモダンリビングの考え方」というキャッチコピーに基づいて、自宅のリビングのような居心地のいい空間となっており、長時間走行時の疲労を軽減する「スパイナルサポート機能付きコンフォタブルシート」等も採用しています。このあたりが、今回のスポーティーな新型アルティマ・ティアナでどのような装備設定になるか楽しみですね!
安全装備としては、新型ティアナには、自動運転技術「プロパイロット」が搭載されるでしょう。また現行モデルでは自動ブレーキと踏み間違い衝突防止アシストなどを全車で標準装備しています。
グレード名 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 | 燃費 | 価格 |
XL | 2488cc | 4 | CVT | FF | 14.4km/l | 2,896,560円 |
XL ナビAVMパッケージ | 2488cc | 4 | CVT | FF | 14.4km/l | 3,213,000円 |
XV ナビAVMパッケージ | 2488cc | 4 | CVT | FF | 14.4km/l | 3,513,240円 |
まとめ
アメリカを中心にうれるラージセダンのモデル。日本でも展開しグローバルモデルになっている「ティアナ」「アルティマ」日本でも2018年内には発売されるのではないかと外車.COMでも予測しています。これからも情報があり次第アップデートしていきたいと考えています。もしそれまで待ちきれない、気になる人は下記公式リンクからアップデート状況をキャッチしてみてください!
日産ティアナ公式サイト(日本)
日産アルティマ公式最新情報サイト(アメリカ・英語)