みなさん、こんにちは!
今日本で人気の小型クロスオーバーセグメントですが、日産の人気SUVのジューク (Juke)がなんと、2018年の3月から4月にフルモデルチェンジをするという情報がありましたので、まとめて見たいと思います。先日はホンダのVEZELが2月にマイナーモデルチェンジをする情報があったりと色々と競争の激しいセグメントですが、ユーザーとしてはいろいろな選択ができて嬉しい限りです。それでは行ってみましょう!
ジューク (Juke) フルモデルチェンジのデザイン
日産は新型ジュークのフルモデルチェンジを行い2018年4月に発売、これまでのガソリンエンジンだけではなく、ハイブリッドモデル(e-POWER)を追加するとのことです。そのでデザイン予想がこちら:


これまでの奇抜な小型SUVからかなりかっこよくなっていますね。クーペライクでありながら、まとまったフロントで現行のようなオカメな印象はありません、ルーフラインも低く抑えてあり、クロスオーバー感も出ています。この洗練されたデザインには過去の日産のデザインコンセプトの歴史があります、それでは過去日産がどのようにデザインの方向性を打ち出したかみてみましょう。
グリップス・コンセプトを継承か
記憶に新しい人もいるかもしれませんが、日産は2015年フランクフルトモーターショーで発表された「グリップス・コンセプト」で将来のEV・小型クロスオーバーのSUVのデザインの方向性をしめしています。これが、今回、フルモデルチェンジするジュークに近い形になるのではと考えられています。


デザインはフロントマスクの最新の主流であるヘッドライト「V-Motion」形状。2+2シーターのクロスオーバーSUVのコンセプトモデル1970年代に活躍した「Datsun 240Z」のラリーマシンをイメージしたツートーンのボディカラーで、この当時は観音開きのウイングドア、ロードサイクルでした。そこまでの仕様は市販モデルでは考えられませんが、それらのエレメントが盛り込まれるでしょう。
Xmotionのデザインも取り入れられる?
さらに、先日行われたデトロイトモーターショー2018年1月14日(日)~1月28日(日)では日産は新型「Xmotion」コンセプトを世界初公開しています。そのXmotionとは日本の伝統的なデザインの美しさをキープしながらも2020年以降の日産ブランドの方向性を示唆するデザインラングエッジとの事です。


伝統的な日本の熟練の技と最新のテクノロジーといった異なる価値、時代、次元をつなぐようデザインされた3列シートのSUVで、2020年以降の日産ブランドデザインの方向性の一つを示唆。
相対する考え方や性質をそれぞれ明確に表現しつつ、うまく共存させることで、同車は静かでありながらダイナミック、穏やかでありながらエモーショナル、洗練されていながらタフなクルマとなっている。日産のグローバルデザインを担当する専務執行役員のアルフォンソ アルバイサは、「『Xmotion』では、ニッサン インテリジェント モビリティの、より堅牢で力強い側面を追求しました。大胆でパワフルな形とどこにでも走って行けるようなタフなプロポーションは、現代的な手法で昇華された日本の伝統工芸の要素と鮮やかなコントラストとなっています。」と述べた。ー 引用)日産プレスリリース
エクステリアもタフでありながらも洗練された、日産の次の次元のデザイン ランゲージというイメージでこれがこれからの日産の主流のデザインとなり、それが最初に投入されるのが、新型Juke ジュークということになります。国内では一番ホットなセグメントですので、ただしい戦略のようですね。
現行のジュークはどんなモデル?
2010年2月にフランスで発表され、同年6月に日本国内で1.5L FF車の販売が開始された、クロスオーバーSUVです。その後、9月に英国で、10月にその他ヨーロッパ市場で、9月にアメリカ市場で発売がされました。そのコンセプトはコンパクトスポーツクロスオーバー。
現在は1.5L 直列4気筒DOHCエンジンと、1.6L「MR16DDT」エンジンをラインナップし、バリエーションは、「15RX」、ターボグレードの「16GT」、4WDの「16GT FOUR」、「16GT FOUR」をベースにした「ニスモ RS」があります。
最近ではパーソナライズパッケージとして、エクステリアとインテリアの多彩な色のコンビネーションにより90通りの中から自分好みの「ジューク」を作り上げることのできるスペシャルパッケージ「パーソナライゼーション」などもあり、すごく選択の幅が広がっています。
当初は奇抜なデザインから本当に売れるのか!?という懸念がすごく多かったようですが、今では日産のクロスオーバーSUVの屋台骨となっています。

現行のラインナップ
グレード名 | 排気量 | 駆動方式 | 燃費 | 価格 |
15RX | 1498cc | FF | 18.0km/l | 1,975,320円 |
15RX Vセレクション | 1498cc | FF | 18.0km/l | 2,020,680円 |
15RX Vセレクション パーソナライゼーション | 1498cc | FF | 18.0km/l | 2,090,880円 |
15RX Vセレクション ドレスアップ | 1498cc | FF | 18.0km/l | 2,130,840円 |
15RX Vアーバンセレクション | 1498cc | FF | 18.0km/l | 2,204,280円 |
15RX Vアーバンセレクション パーソナライゼーション | 1498cc | FF | 18.0km/l | 2,274,480円 |
16GT | 1618cc | FF | 14.2km/l | 2,426,760円 |
16GT パーソナライゼーション | 1618cc | FF | 14.2km/l | 2,496,960円 |
16GT ドレスアップ | 1618cc | FF | 14.2km/l | 2,528,280円 |
16GT FOUR | 1618cc | 4WD | 13.4km/l | 2,700,000円 |
16GT FOUR パーソナライゼーション | 1618cc | 4WD | 13.4km/l | 2,770,200円 |
16GT FOUR ドレスアップ | 1618cc | 4WD | 13.4km/l | 2,801,520円 |
ニスモ | 1618cc | 4WD | 13.4km/l | 2,971,080円 |
ニスモ RS | 1618cc | 4WD | 12.6km/l | 3,468,960円 |
Jukeジュークのライバルは!?
近年、小型SUVの人気で自動車各社が新型小型SUVを発売しています。冒頭に述べたように非常に競争の厳しいセグメントになっています、日本の住宅・道路事情・小型SUVの運転のしやすさを考えれば当然の結果でしょう。
国産ではトヨタCH-、ホンダヴェゼル、マツダ CX-3、スバル XVが競合。特にCH-Rについてはデザインの賛否両論はありますが、2016年12月に登場し、瞬く間に人気のSUVとなりました。2017年上半期のSUV販売台数では首位となっています。

CH-R

SUBARU XV
さらには、先日ブログにまとめたように、ホンダ ヴェゼルは2014年、2015年、2016年と3年連続SUV販売台数No.1を記録した人気のクロスオーバーSUVで、2018年の2月にマイナーモデルチェンジが予測されている協力なライバルです。

新しくモデルチェンジするヴェゼル
ジャンルの枠を超えた多面的な価値を高次元で融合させたSUV「ヴェゼル(VEZEL)」として2014年にデビュー。ハイブリッド車とガソリン車ん2枚看板で、軒並みのライバルを抑えてSUV販売1位となっていた、過去をもっています。ジュークはこのモデルより後から出てくる事、またフルモデルチェンジであることから、優位になるでしょう。ユーザーとしてはどれにしようか迷います。
まとめ!
新型、フルモデルチェンジにより、さらに進化するジューク。いまの競合の中ではもっともホットなモデルになること間違いなしです。ぜひ、気になる方はぜひ下記日産のジューク公式サイトで最新情報をチェックしましょう。今後は、ティザーサイト等も出てくると思われますので、外車.COMでも随時情報をアップデートしていきたいと思います。
日産ジューク 公式サイト
