みなさん、こんにちは。
スズキの人気のクロスオーバーSUVのエスクードに新たな1.4Lターボエンジンが導入されました。2015年にフルモデルチェンジをおこなったエスクードですが、スズキのスイフトと同じく人気車種です。新しいラインナップの1.4Lターボについて見ていきましょう。
スズキは、コンパクトクロスオーバーSUV「エスクード」に、1.4L直噴ターボエンジンを搭載した「エスクード 1.4ターボ」を追加して7月26日より発売します。今回発売されたモデルが下記。
もともとは2015年のフルモデルチェンジ後、海外では、VITARA Sとして1.4Lターボモデルが発売されており、国内投入を待ち望みにしていた人も多いと思います。
エスクードとは?
1988年にスズキが満を持して投入した「ライトクロスカントリーSUV」です。
本格4輪駆動車としての機能を持ちながら、省燃費で、街乗りや高速道路での走行性能も高めた乗用車としても使えるSUVの先駆けでした。
普段使いのSUVとして使われることがありますが、初代エスクードは従来の4輪駆動車と同等の、強固なラダーフレームを採用して登場しました。そして2005年の3代目には現在のようなスタイリッシュなデザインになり、2015年に現行のデザインへとフルモデルチェンジを行いました。
長らくスズキのハイエンドモデルでしたので、なじみが深い人も多いと思います。
現行のモデルと先代モデル
モデルラインナップ
今回の1.4L追加で下記のようなラインナップになっています。
モデル | エンジン | 駆動 | 変速機 | 燃費 | 価格円 |
エスクード 1.4ターボ | 1.4L turbo | 4WD | 6AT | 16.8 | 2,586,600円 |
エスクード 1.6 | 1.6L | 4WD | 6AT | 17.4 | 2,343,600円 |
今回日本国内販売向けモデルとして初搭載となる1.4リッター直噴ターボエンジンは、最高出力100kW(136PS)/5500rpm、最大トルク210Nm(21.4kgm)/2100-4000rpmを発生します。
ブースタージェットエンジン
現行であった1.6L NAエンジンでは 86kW (117PS)/ 6,000rpm、最大151Nmですので、新しい1.4Lはエンジンサイズは小さいですが、よりパフォーマンスの高いエンジンモデルとなっています。
昨今の主流である、ダウンサイジングターボ。燃費は1.6Lの方が良いですが、将来的には1.4Lモデルへ置き換わっていくと考えられます。
エクステリア変更
今回の1.4Lに関してはエクステリアの変更も行われています。
- LEDヘッドライトにレッドプロジェクターカバーを装着
- 専用色となるブラック塗装の17インチアルミホイールや
- 新デザインのメッキフロントグリル(縦にラインが入っています)
- ルーフレールの追加
インテリア
インテリアには下記の変更がなされ、よりスポーティーなモデルに仕上がっています。
- 黒基調のインテリアにメーター周りはアクセントカラーとなるアルマイトレッド装飾。
- 専用のステアリングホイールやシフト
- エンボス加工された本革&スエード調のシートステッチ
- ステンレス製ペダルプレート
安全システムは?
もちろん、安全システムも忘れていません。
今回の1.4lではミリ波レーダーの衝突被害軽減システム、レーダーブレーキサポートII(RBSII)や、約40km/h~100km/hの間で設定した速度で先行車との車間距離を保ちながら追従走行を行なうアダプティブクルーズコントロール(ACC)といった安全装備を標準で装備しています。
レーダーブレーキサポートII(RBSII)はミリ波レーダーにより前方の車両を検知し、衝突の回避または衝突時の被害軽減を図る先進のブレーキサポートシステムです。緊急の度合いにより、「前方衝突警報機能」、「前方衝突警報ブレーキ機能」、「前方衝突被害軽減ブレーキアシスト機能」、衝突回避不可の状況での「自動ブレーキ機能」の4つの機能で安全をサポートするよう。
レーダーセンサーイメージ
まとめ
新しいく導入されたエスクード1.4L。新しくスポーティーなフィーリングを追加して、これまでのSUVの機能はそのままにさらにスタイリッシュにかつ、新エンジンを搭載した素晴らしいモデルに仕上がっています。気になる方は販売店で試乗されてみては如何でしょうか!?