みなさん、こんにちは。
2017年6月に新しくなった日産エクストレイルですが、とても販売好調のようです。これまで外車.COMではレビューが出来ていなかったので、改めてレビューを行いたいと思います!
エクストレイルって
もともとは1997年の東京モーターショーでコンセプト出展され、2000年から販売を開始しているクロスオーバーSUVです。(もともとはSUV)今回は日本で2017年の6月8日にマイナーモデルチェンジが行われました。初代のモデルはセンセーショナルなTVCMや日本の試乗にはなかなか無かった中級価格でのクロスカントリー仕様ととても人気を博しました。
その後、3代目に入り流行の滑らかなクロスオーバーSUVのデザインになり賛否両論ありましたが、次第に試乗に受け入れられ、いまでは販売を牽引するモデルとなっています。
各年代のデザインはこんな感じです。
初代(2000年〜2007年)かなり無骨なイメージ
2代目(2007年〜2013年)この型は印象的でした。
3代目(2013年〜2017年)当初は新しいスタイルに賛否両論あり。
今回公開された最新デザイン
フロントグリル周りが変更になり、最新の日産デザインラングエッジを踏襲しています。今期はモデルチェンジとはいえ、「ビッグマイナーチェンジ」となります。
- 日産の最新デザイン「Vmotion」にならう
- フロントグリルの変更
- フロントヘッドライト、フォグライトの変更
- サイドミラーの変更
- リアのアンテナはフィン型に改良
これだけみても、ますます、SUVというかクロスオーバーでシャープになった印象を受けます。
インテリアは
かなりきれいに纏まっていますし、200万円後半の車としてはとても高級感があります。売れ行きが好調な理由も分かります。

ラゲッジルームと搭載イメージ、この車で旅行にいくとなんだか楽しそうです。
ラインナップは?
すべてエンジンは2.0Lをベースとしています。FF(前輪駆動)モデルもあり。ハイブリッドモデルを装備して、街乗りにも対応しています。これまであったディーゼルは導入されていませんので、かなりクロスオーバーモデルを意識したラインナップとなっていますね。
ギアはCVT(無段変速機)だけなのが、惜しいです。多少なりともクロカンをルーツにもつモデルであればもう少し、ATなども揃えて欲しかった。
グレード名 | 駆動方式 | 燃費 | 価格 |
20S | FF | 16.4km/l | 2,197,800円 |
20S | 4WD | 16.0km/l | 2,404,080円 |
20X | FF | 16.4km/l | 2,548,800円 |
20S ハイブリッド | FF | 20.8km/l | 2,589,840円 |
20X | FF | 16.4km/l | 2,621,160円 |
20X | 4WD | 15.6km/l | 2,755,080円 |
20S ハイブリッド | 4WD | 20.0km/l | 2,796,120円 |
20X | 4WD | 15.6km/l | 2,827,440円 |
20X ハイブリッド | FF | 20.8km/l | 2,892,240円 |
エクストリーマーX
大型フォグランプやアンダーカバー類、そして専用アルミホイールなど纏ったモデルです。これ、かっこいいですね!(少し写真だけでみるとホンダ Vezelに似ている感じもしますが・・・)

モードプレミア
こちらも、してやられた!という感じでとても良いモデルだと思います。無骨なクロスオーバーをよりシンプルにきれいにみせるスタイル。このマーケティングはうまいですね。
これだと、奥様が普段乗りにつかっても、都会的でとても良いと思います。
安全装備系はどう?
日産の販売を担う中核機種としてこちらも抜け目なく網羅されているようです。
主な安全系先進装備は下記を装備・もしくはオプション装着。
■ 前方運転支援
- プロパイロット [メーカーオプション]
- インテリジェント エマージェンシーブレーキ
- ハイビームアシスト [メーカーオプション]
■ 側方運転支援
- 車線逸脱防止支援システ [メーカーオプション]
- LDW(車線逸脱警報)
- BSW(後側方車両検知警報) [メーカーオプション]
■ 後方運転支援
- RCTA(後退時車両検知警報) [メーカーオプション]
- インテリジェント ルームミラー [メーカーオプション]
■ 低車速域の運転支援
- インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)[メーカーオプション]
- インテリジェント パーキングアシスト(駐車支援システム)[メーカーオプション]
- 踏み間違い衝突防止アシスト
プロパイロット
最近のセレナにも搭載されて話題になっている「プロパイロット」
高速道路での渋滞時の走行や巡航走行。いちばん眠たくなるシーンですね。ここで役に立つのが、プロパイロットです。
この機能をONにすると運転手に変わり、車が自動でアクセル・ブレーキ・ステアリングを制御します。そのため、遊びがえりや長距離移動でもつかれません。システムイメージはこちら。ボタンひとつで、車が前方を走る車両を追従してくれます。
プロパイロットの核となる機能:
- インテリジェントアダプティブクルーズコントロールで前を走っている車を追従
- オートステアリングで車線をキープ
システム構成はそれぞれのメーカーにより違いがあります。日産の場合は下記の二つでシステムを構成しており、レーザースキャナーとカメラのシステム構成で障害物や距離を認識しています。
ただプロパイロットも高速道路上でのみ機能が認可されていますので、普通の道路ではしないよう気をつけましょう。また、現在の自動運転レベル(プロパイロットを含む)では手放し運転はダメです。
下記は「やっちゃえ日産」のCMです。こちらで自動運転や安全装備系の認知度も上がりましたが、手放し運転が商品者に誤解を与えると問題にもなったようです。
試乗レポート
こちらは新しいエクストレイルとプロパイロットの最新の試乗レビューをジャーナリストの方が説明しています。是非参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?日産を牽引するクロスオーバーSUV エクストレイル。走り、外観、安全装備とも死角はなさそうです。是非販売店で試してみてはいかがでしょうか!?
新型エクストレイルが気になった人はぜひ公式サイトへ