わかりやすい 自動運転の基礎知識とまとめ(2018年6月時点 )





みなさん、こんにちは。

今回は各社が多様な技術で競い合っている自動運転技術についてまとめてみたいと思います。そして、完全自動運転はいつくるのか?各社の技術を中心に今実現している技術や定義をわかりやすくまとめてみました。

自動運転の定義とは?

 現在自動運転技術はレベルで分けられており、聞いたことがある人もおおいかもしれません。日本でもレベル0から5という範疇で現在は規定されています(下記図1参照)
これは、日本独自の自動運転の定義ではなく、アメリカのSAE Internationalという団体が策定した自動運転の定義をグローバルで統一しているものとなり、アメリカもで同じ定義で技術は語られています。

現在、自動運転は、搭載される技術によって0〜5までのレベルに分けられています。2018年国内では「レベル2」までが市販車に採用されています。ちなみに、レベル2までは、主に運転をサポート・アシストする技術であり、事故を起こした際の責任はドライバー側あります。

これが、レベル3以上になると、今度は事故の責任はシステム、車両側になると定義されており、ここからはドライバーの運転支援ではなくなります。とくにこのレベル2からレベル3への進化がとても重要なマイルストンとされており、「レベル3」以降の実用化は、法整備(事故時の責任など)が必要になってきます。

図1)国土交通省 自動運転資料

各レベルの技術

それでは各レベルの技術について詳しくみていきましょう

レベル1

車はステアリング操作や加減速、緊急のブレーキのサポート支援を行います。車線の逸脱を検知するとステアリングを補正するシステムや、先行車との距離を一定に保つために自動で加減速を調整するACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)などです。現在の国内のメーカーはそれらのシステムをいわゆる「運転支援システム」として呼称しており、自動運転とは表記されていません。

レベル2

このレベルが現在日本でもっとも高いレベルとなり、ステアリング操作と加減速の両方が連携して運転をサポートするレベルです。例えば、高速道路上で高速で加減速をしながら、前方の車について走行。そして渋滞時には、低速で加減速で追従・停止を行い、ストレスや疲労を大幅に減らし運転手をサポートします。既にいくつかのメーカーからこの技術が搭載されたモデルが発売されています。(日産:プロパイロット、ベンツ:インテリジェント・ドライブ、テスラ:オートパイロットなど)

レベル3

まだ実現していない、システム側に責任が出てくるレベルです。特定の運転環境下で運転に関わる全ての操作を基本は車が行い、ドライバーは緊急時や自動運転システムが作動困難になった場合のみ運転を行います。

レベル4

レベル3にと同様にレベル運転に関わる全ての操作を基本は車が行い、緊急時の対応も自動運転システムに操作を任せるレベルです。そのため全ての責任は車側になります。

レベル5

あらゆる環境や状況下で車の操作が自動化され、ドライバーからのアクションは必要ありません。レベル4と同じように、車が交通状況を認知して、運転に関わる全ての操作を行いますが、このレベル5では場所や限定条件等がなくなりますので、完全な自動運転で、運転手は目的地を告げるだけ、もしくは設定するだけで、目的地に着くようになります。このレベルが実現すると車を持つ意味や定義も変わるかもしれません。




自動車メーカーの技術は?

日産 Nissan

日本でもっとも自動運転支援システムを訴求しているのは日産でしょう。日産のウェブでは「高速道路 同一車線自動運転技術プロパイロット」として説明がされています。高速道路の加減速、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動で制御し、これまで以上にロングドライブが楽になったようです。これもレベル2の技術となっています。代表車種はセレナ(Serena)

スバル Subaru

アイサイトは通常他社のシステムはレーダーセンサー+カメラが通常のシステム構成ですが、スバルはそこに2つのカメラを持ってきて、ステレオカメラの性能を進化させることで、運転支援機能を実現しています。クルマだけでなく歩行者や自転車なども識別します。

Tesla テスラ

国外ではいろいろな話題で注目を集めているイーロン・マスクが率いるテスラもレベル2のオートパイロット(Autopilot)を展開しています。こちらもいわゆるアダプティブクルーズコントロールとオートステアリングで、高速道路での自動運転支援を行うシステムがオートパイロットと説明されています。

また、テスラはすでに完全自動運転はもうすぐだと説明しており、アメリカの実証実験としては下記のような完全自動運転の試験を行っているようです。これは本当に素晴らしい技術だと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?実現は将来近いうちに起こるであろう車の自動運転。今回はその定義分け(レベル)と技術、現在のメーカーの状況をまとめてみました。日本の内閣府は、2017年の「官民 ITS 構想・ロードマップ 2017」の中で2020年までにレベル3の自動運転を実現すると述べています。外車.COMではこれからも、どのメーカーがいち早くレベル3に達するのか、そして国内の法整備はどうなるのかアップデートしていきたいと思います!

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