自販連(日本自動車販売協会連合会)より国内メーカーの自動車新車登録台数、2018年の通年実績が発表になっています。今回はスズキ自動車のモデルと新型情報について紹介します。国内の販売状況やモデル比較を参考にぜひお気に入りの一台を見つけてみてください。
2018年 1月〜12月の自動車販売登録台数
自販連が発表した販売台数データ統計を元にスズキ・SUBARU・三菱の中堅メーカー販売台数の比較、検索、ソートができるようまとめました。
モデル | ブランド | ボデータイプ | 2018年台数 | 前年度対比 | エントリー価格 | パワートレイン | 燃費 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
インプレッサ | SUBARU | コンパクト | 54,194 | 74.1 | 3,240,000円 | ガソリン | 9.0km/l |
ソリオ | スズキ | ミニバン | 44,884 | 90.2 | 1,459,080円 | ハイブリッド | 24.8km/l |
スイフト | スズキ | コンパクト | 36,628 | 95.3 | 1,343,520円 | ハイブリッド | 23.4km/l |
クロスビー | スズキ | コンパクト | 30,624 | 1,930.90 | 1,765,800円 | ハイブリッド | 22.0km/l |
フォレスター | SUBARU | SUV | 28,751 | 144.2 | 2,808,000円 | ガソリン | 14.6km/l |
トール | ダイハツ | ミニバン | 25,982 | 120 | 1,463,400円 | ガソリン | 24.6km/l |
レヴォーグ | SUBARU | SUV | 15,685 | 68 | 2,862,000円 | ガソリン | 16.0km/l |
デリカD5 | 三菱 | SUV/ミニバン | 13,502 | 104.1 | 2,408,400円 | ガソリン | 13.0km/l |
エクリプスクロス | 三菱 | SUV | 11,592 | n/a | 2,539,080円 | ガソリン | 15.0km/l |
参考資料:自販連(日本自動車販売協会連合会) データ調査目的:2018年国内メーカー、登録台数分析 調査方法:自販連統計 データ参照 調査期間:2018年 1-12月、登録実績台数・対象メーカー:国内自動車メーカー7社 調査実施:外車.COM(グラフ作成、まとめ)
スズキ モデルのスペック比較
各モデルのスペック比較を以下に行います。それぞれ個性の違うモデルですので、販売台数や各モデルの特徴も合わせ自分にあった一台を見つけてみてください。比較の後にはそれぞれのモデルを詳しく見ていきます。スイフト | スペーシア | ジムニー | クロスビー (XBEE) | |
全長 mm | 3840 | 3395 | 3395 | 3760 |
全幅 mm | 1695 | 1475 | 1475 | 1670 |
全高 mm | 1500mm | 1735mm | 1725mm | 1705mm |
排気量 | 996cc | 658cc | 658cc | 996cc |
燃費 | 20.0km/l | 32.0km/l | 16.2km/l | 22.0km/l |
駆動方式 | FR / 4WD | FR / 4WD | 4WD | FF |
燃料 | ハイブリッド/ガソリン | ハイブリッド | ガソリン | ハイブリッド |
販売価格 | 1,704,240円 | 1,458,000円 | 1,458,000円 | 1,765,800円 |
スズキ スイフト
最初の紹介はスズキのコンパクトカースイフト「SWIFT」です。ミニクーパーを思わせるユニークなコンパクトボディーに高い燃費性能と取り回しの良さ、スポーティーなハンドリングを追求したモデル。スイフトは、初代モデルが軽自動車のプラットフォームをベースに開発されました。2004年に登場した2代目モデルが本格的な小型車として開発され、日本やヨーロッパ、アジアなどで販売されました。2017年から現行モデルの4代目スイフトが登場しています。パワートレインに関しては1.2リッターにマイルドハイブリッドを追加し、スズキの新プラットフォーム「HEARTECT」を採用、優れた走行性能と燃費性能を両立した車。安全装備については単眼カメラとレーザーレーダーによる衝突被害軽減システムを含むセーフティパッケージ装着のラインナップを設定しています。走りも追求したモデルでコンパクトカーでは珍しい、5MTとCVTを用意しているのも特徴です。現行のラインナップは以下。
グレード名 | 排気量 | シフト | 駆動方式 | 定員 | 燃費 | 価格 | セーフティパッケージ付き |
XG | 1242cc | CVT | FF | 5名 | 24.0km/l | 1,343,520円 | |
RSt | 996cc | 6AT | FF | 5名 | 20.0km/l | 1,704,240円 | 1,800,360円 |
XL | 1242cc | CVT | FF | 5名 | 24.0km/l | 1,463,400円 | 1,559,520円 |
ハイブリッドML | 1242cc | CVT | FF | 5名 | 27.4km/l | 1,625,400円 | 1,721,520円 |
ハイブリッドRS | 1242cc | CVT | FF | 5名 | 27.4km/l | 1,691,280円 | 1,787,400円 |
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スズキ クロスビー XBEE
続いては昨年デビューしたスズキのクロスオーバーコンパクトのクロスビーの紹介です。スズキは広い室内空間を持ちながら、SUVとしての機能を掛け合わせた新しいコンセプトのコンパクトカーとしてクロスビーを開発しました。パワートレインに関してはスズキ初となる1.0Lのターボエンジンにハイブリッドを加え、スズキの最新プラットフォームのハーテクトを採用することで、軽量化と高剛性を両立させた走行性能を高めた車となっています。コンパクトモデルながら、駆動方式は街乗りにも最適なFFと雪道などでも使うことができるスノーモードを搭載した4WDも用意しています。インテリアに関しても広い室内空間をキープするため、荷室もゴルフバッグが横向きに入り、後席がスライドし、床下が深い設計となっています。後席も5:5分割可倒式のリアシートとなっています。安全装備では全てのトリムラインにおいてスズキセーフティサポートパッケージ装着車の設定があります。最新のモデルラインナップは以下です。
XBEE ラインナップ | 排気量 | シフト | 駆動方式 | 定員 | 燃費 (FF) | 燃費 (4WD) | 価格 (FF) | 価格(4WD) |
ハイブリッドMX | 996cc | 6AT | FF / 4WD | 5名 | 22.0km/l | 20.6km/l | 1,765,800円 | 1,908,360円 |
ハイブリッドMX セーフティサポートパッケージ付き |
996cc | 6AT | FF / 4WD | 5名 | 22.0km/l | 20.6km/l | 1,872,720円 | 2,015,280円 |
ハイブリッドMZ | 996cc | 6AT | FF / 4WD | 5名 | 22.0km/l | 20.6km/l | 2,003,400円 | 2,145,960円 |
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スズキ スペーシア
スズキのトールハイト軽自動車のスペーシアです。スペーシアのコンセプトは手ごろなファミリーカーとして女性ドライバーを中心に拡大している軽ハイトワゴン市場に特化して作られた車。直近のモデルチェンジは2017年12月。ラインアップは、「ハイブリッドX」、「ハイブリッドG」の2グレードがあり、そこに衝突被害軽減ブレーキの有無、そして2WD もしくは4WDが選べる構成になっています。エンジン・パワートレインについては軽量で高剛性の新プラットフォームHEARTECT(ハーテクト)に、発進時にモーターのみで走行できるマイルドハイブリッドを全車搭載しています。特に、最高出力3.1psを発生するISGと呼ばれるモーター機能付発電機と専用リチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載することで、JC08モード燃費は26.4〜30.0km/Lとセグメントトップの燃費性能を誇っています。安全術にに関してはスズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を搭載しています。スペーシアは最先端の安全装備をつけたハイブリッドFFでも価格は146万から始まります。以下が最新ラインナップ。
ハイブリッドモデル | シフト | 駆動 | FF 燃費 | 4WD 燃費 | FF 価格 | 4WD価格 |
ハイブリッドG 衝突被害軽減ブレーキ非装着車 | CVT | FF | 30.0km/l | 26.4km/l | 1,274,400円 | 1,395,360円 |
ハイブリッドG | CVT | FF | 30.0km/l | 26.4km/l | 1,333,800円 | 1,454,760円 |
ハイブリッドX 衝突被害軽減ブレーキ非装着車 | CVT | FF | 28.2km/l | 26.4km/l | 1,409,400円 | 1,530,360円 |
ハイブリッドX | CVT | FF | 28.2km/l | 26.4km/l | 1,468,800円 | 1,589,760円 |
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スズキ 新型ジムニー
次に紹介するのはスズキジムニーの新型モデルです。昨年の発売から販売台数を伸ばしているモデル。日本で軽乗用車の中にクロカン四駆車としての定義を持ち込んだジムニー。発売以降、高性能の4WDと走行性の高さを特徴として、小型軽量ボディやラダーフレーム、リジッドアクスル式サスペンション、大径タイヤなどの優位性により、悪路走破が高く、山間部ラリーでのベース車両としても採用されています。新型ジムニーのグレードは、「XG」「XL」「XC」をラインアップ。エンジンは660cc 直列3気筒で、ジムニー専用にチューニングしたR06A型ターボエンジンを搭載しています。通常の軽自動車がCVTトランスミッションなのに対し、ジムニーには5速MTと、4速ATの設定。新開発ラダーフレームにFRレイアウトそして4WD、3リンクリジッドアクスル式サスペンションという、これまでのジムニーと同じ構造を用いる事でこれまでに培ってきて高い走行性能を維持しています。さらに最新モデルにはスズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を搭載するなどして、街乗りでも快適で安全なモデルに仕上がっています。現在のラインナップは以下。
モデル | 排気量 | シフト | 駆動方式 | 価格 | セーフティーサポート付 |
XG / セーフティサポート付 | 658cc | 5MT | 4WD | 1,458,000円 | 1,500,120円 |
XG/ セーフティサポート付 | 658cc | 4AT | 4WD | 1,555,200円 | 1,597,320円 |
XL/ セーフティサポート付 | 658cc | 5MT | 4WD | 1,582,200円 | 1,624,320円 |
XL/ セーフティサポート付 | 658cc | 4AT | 4WD | 1,679,400円 | 1,721,520円 |
XC | 658cc | 5MT | 4WD | 1,744,200円 | – |
XC | 658cc | 4AT | 4WD | 1,841,400円 | – |
スズキ ジムニーの最新モデルははこちらから
まとめ
日本でも人気の高いスズキ自動車のコンパクトカー。燃費・走行性能も高く車種の選択の幅も多いです。今回2018年通年の実績が明らかになり販売状況やモデルについて紹介しました。これからスズキやコンパクトカーの買い替え予定の方は是非上のマーケット分析やモデル比較を元に自分だけの一台を見つけてくださいね。